野生のハンドウイルカ特集
日本各地で沖合いにボートをだすと野生イルカの群れを見かけることがあります。特に伊豆七島や小笠原は野生イルカの繁殖域であり子育ての海域なのです。水の中で遭遇しても逃げたりせず我々の周りを回ったりもします。これらのイルカはハンドウイルカと分類されます。
水族館でも人気の高いハンドウイルカの分類
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<ハンドウイルカの分類> イルカはクジラの仲間で歯クジラ亜目⇒マイルカ科⇒ハンドウイルカ(トランケータスとアダンカス)と更に分類されるが地域ごとに独自の特徴がある
右記の特徴から、伊豆七島や小笠原の海域に生息するハンドウイルカはアダンカス(ミナミバンドウ型)であると考えられます。 |
ハンドウ型/トランケータス 成獣の体長は3mを越え大型、体色は黒っぽく鼠色で腹部は白色。吻は太くて短い、ずんぐり型の体型。季節的な回遊を行うと思われる、太平洋東部など熱帯〜亜寒帯にかけての海域全般に分布しています。熊本(天草)などで確認されていて、小笠原の母島と硫黄島の中間で体長4m近い大型のハンドウが500から1000頭の群れで何度か発見されている。 |
ミナミバンドウ型/アダンカス 成獣でも体長は2.5m程度で小型、体色が薄い鼠色で腹部は成長すると斑点が現れます。吻は細長い形をしていてスマートな体型、南アフリカからインド洋、西部北太平洋、オーストラリアの各沿岸海 |
離合集散
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基本的には10頭前後の子イルカを中心にしたメスグループで形成しており、離合集散を繰り返し、連合で狩りをしたり、子守りもしたりしますが、オスはある程度成長すると群れから追い出され、オス(ヤング・アダルト)同士の小グループを作ります。 |
イルカのオスとメスを識別するには腹部の切込みを確認します。
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<オスとメスの違い> イルカの体形・体色などに差ほど大きな違いがありませんが成獣になるとオスはメスより若干体が大きくなります。 生殖器はオスで2つ、メスで3つの切れ込み(スレット)があります。 |
メス は生殖器と肛門の為の1本の切込みがあり、その両側に乳頭のための2つの切込みがあります、漢字の「忄」立身べんのように見えます。 |
オス は生殖器と肛門の切込みが離れ、生殖器の切込みのほうが肛門よりも長くなっております。英語の小文字の「i」のように見えます。 |
野生イルカの棲息海域の特徴
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<棲息域の特徴> 小笠原や伊豆七島で野生イルカのウオッチングやスイムをしていると仲良くいしょに泳ぐ親子イルカが確認されます。 小笠原や御蔵島/能登島周辺は野生イルカの繁殖や子育ての貴重な海域なのです。 |
小笠原や御蔵島/利島の周りの海域を子供の育成場所にイルカたちが選んだのは、大型船の往来がなく、餌が豊富であったり、サメや中型の歯クジラなどの外敵に襲われれにくい海域で、子供を守る上で好条件が整った安全な環境だったからなのです。イルカたちの子育てが快適に続けられるように、近づき方や接し方を保護を意識した心で対応することが大事です。 |
小笠原や御蔵島/利島・周辺の海域なら頻繁にハンドウイルカを発見することができます。イルカと身近に接することのできる世界的にも非常に珍しい場所なのです。 |
野生のイルカの環境保護
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人間がイルカの棲息地(島)に住むようになる、もっと昔からイルカはそこで暮らしていました。人間がイルカの周辺に移住するようになり、船で漁をするようになって邪魔なイルカを殺すようになりました。人間は食生活も安定し、今度はイルカを見たり、いっしょに泳ぎたいと思うようになりました。 |
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イルカたちは最初はまた殺されるのではないかと警戒していましたがイルカも世代の移り変わりで、人間を昔ほど怖がらなくなって、いっしょに遊んだりするようになりました。今度はイルカの生息地に人間が殺到しはじめ、食事中も仮眠中も次から次へと大勢人が押し寄せてくるようになりました。 |
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大型の定期船の航海回数が増え、イルカの通り道をさえぎるようになりました。小笠原のトップシーズンは2倍の航海回数に、御蔵島は週1日入港が6日に! |
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イルカに遭いたい(泳ぎたい)ために棲息域を訪れる人は毎年増えています。野生のイルカと泳ぐという体感は、我々に極上の贅沢と感動を与えてくれますがイルカへの環境が与える棲息域への影響は、はかりしれません。 |
野生イルカと泳ぐ人たちへ
T、地域の野生イルカの生態について学んでから来島してください。
U、地域の野生イルカの接し方や泳ぎ方のスキルをマスターしてから海に入ってください。
V、野生イルカにタッチしたり、餌を与えてはいけません。
W、活動中の責任者の指示を十分理解し、遵守してください。
X、イルカ棲息環境を保護する目的で来てください。
Y、日ごろから環境保護への情報に耳を傾けてください。
Z、持ってきてゴミになったものはお手数でも持ち帰ってください。| ハワイのイルカ | 小笠原ってこんなところ | 御蔵島ってこんなところ |
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